アッセンブルマーセナリーズの誕生には「そもそも私が何者か」
という話が少しだけ関係しています。
それから、ゲームマーケットが大いに関係しています。
個人で小さな学習塾をやっているのですが、授業の合間などに
脳みそのクールダウンも兼ねて(もちろん自分があそびたいから
でもありますが!)生徒さんたちとテーブルゲームであそぶ時間を
持つことがあります。
合間を縫ってのことですから、時間のかかるゲームはできません。
たくさんのゲームを試してみましたが、イリクンデさんの『かぎやよへえ』や
ワンドローさんの『よくばりキングダム』、JOYさんの『ラストオブピラミッド』
有限浪漫さんの『あぶはち』『テネシティ』、I was gameさんの『ヴォーパルス』
骨折ゲームズさんの『アンモナイト』、77spieleさんの『ファラオの帰還』などが
大変好評でした。
どうも店頭で買えるゲームより、ゲームマーケットで出会った同人ゲームや
個人製作者さんのゲームの方が「手頃な時間で、より楽しめる」という点に
すぐれた作品がそろっているように感じられたものです。
(優劣の話ではなく、棲み分けとか役割分担の意味合いで)
中でも衝撃的だったのが、カナイ製作所さんの『RvsR』『R』『ラブレター』等
一連の500円ゲームでした。たった16枚のカードで、わずかなプレイ時間で
これほど「楽しんだ」実感を得られるとは!そして何より、「このサイズなら
(内容の良し悪しはひとまず脇に置くとして)自分でも作れるかもしれない」と
うっかり思ってしまいそうな手頃感!!
何かと影響を受けやすいお調子者の私が「塾であそぶ用ゲーム」開発に
乗り出すのに、そう時間はかかりませんでした。
○喜ばれる要素
・専用の道具(カードなど)を使う
・テーマやモチーフがはっきりしている(抽象的でない)
・手を使って動かす要素が多め
・狙い通りの結果が得られるとうれしい
○用意したい要素
・準備と片付けが素早くできる
・プレイ時間はできるだけ短く(5分以内がベスト)
・相手の手の内を想像すると有利になる(気がする)
・また遊びたくなる
ざっと盛り込みたい要素を列挙し、いざ作ろう!さあ何を作ろう?
もちろんそこは馴染みのあるモチーフ、そう、ロボットバトルです。
雪山からはじまった旅は巨大マップやゲームマーケットとの出会いを
経て、何やら妙な方向へと転がり始めたのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿