2013年5月22日水曜日

アッセンブルマーセナリーズへの道②


アッセンブルマーセナリーズの直接の祖先と言うべきものは
1993年の初夏に誕生しました。

当時通っていた学校の(極めて小規模な)キャンパス祭への
出し物として制作した、ちょっと大きめなヘクスマップと
紙コップにラベルを貼ったコマや障害物を使ってプレイする
協力型、ミッションクリア型のシミュレーションゲームで、
プレイヤーは3タイプのロボットから自分の乗機と武装を
選択し、互いに協力し合いながら、謎と罠と危険に満ちた
古代遺跡の踏破を目指す…といった内容でした。

初対面のプレイヤー同士でもある程度のチームワークが
発揮できるようにと、それぞれのロボットには得意分野に
特化した(偏った)性能を設定しました。汎用型のタイプA、
重装型のタイプB、高機動型のタイプCというイメージは
このとき固まったものです。

協力プレイ型のゲームであることや、ルールの単純さと
相まって、このタイプ分けはプレイヤーに連携プレイを
意識してもらえるきっかけとして、期待以上の効果が
あったようです。

対戦ゲームとして遊ぶことももちろん可能で
当日もバトルロイヤルやチーム戦などが遊ばれましたが、
私の個人的な好みとしてはやはり、それぞれの特技を
生かして協力する遊びが良いなあとしみじみ思ったものでした。

このゲームは数年使用した後、ラシャ紙にコピーを貼り付けて
制作したヘックスマップの強度が限界を迎えつつあったことと
かさばって仕方がない(それを言ってはおしまいですが)ことから
すでに処分してしまい、当時のドキュメントも残っていませんが
目指した「遊び」の形はアッセンブルマーセナリーズの中に
20年の時を越えて引き継がれています。

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